グラフィックスビュー
グラフィックスビューのユーザーインターフェース
グラフィックスビュー
は常にGeoGebraで作成されたオブジェクトのグラフィカルな表現を表示する.さらに,GeoGebraウィンドウの上部には
グラフィックスビューのツールバー
があり,右上隅には
元に戻す/やり直す ボタンが配置されている.
グラフィックスビュー は,ほぼすべての
パースペクティブ に含まれている.
グラフィックスビュー |
グラフィックスビューのカスタマイズ
グラフィックスビュー
には,様々なタイプのグリッドや軸を含めることができる.詳細は,グラフィックスビューのカスタマイズを参照のこと.また,必要に応じて
GeoGebra
のユーザーインターフェースのレイアウトを変更することもできる.
2つ目の
グラフィックスビューの表示
表示メニュー
を使って,2つ目の
グラフィックスビュー を開くことができる.2つの
グラフィックスビュー
が開かれている場合,そのうちの1つは常にアクティブになる(作業中であるか,最後に作業した ビュー ).
コマンド
によって作成されたすべての表示可能なオブジェクトは,アクティブな
グラフィックスビュー に表示される.
プロパティダイアログの 上級
タブを使用して,各オブジェクトをどの |
数学オブジェクトの作成
ツールを使った作成
グラフィックビューのツールバー で利用できる作図 ツール
を使用して,
グラフィックスビュー 内で幾何学的な作図を行うことができる.グラフィックビューのツールバー
から作図ツール
を選択すると,その使用方法を説明するツールチップが表示される.
|
中心と円周上の1点で決まる円
ツールを選択し,
グラフィックスビュー で2回クリックする.1回目のクリックで中心点,2回目のクリックで円上の点を指定し,円が作成される.
グラフィックスビューのツールバー
グラフィックビューのツールバー
には,オブジェクトのグラフィカルな表現を グラフィックスビュー で直接作成するための様々な
ツール が用意されている. ツールバー
の各アイコンは,関連する作図ツールの一連を含むツールボックス を表している.ツールボックス
を開くためには,グラフィックビューのツールバー に表示されている対応するデフォルト ツール
(GeoGebraウェブ・タブレットアプリ)をクリックするか,または ツールバー
アイコンの右下隅にある小さな矢印(GeoGebraデスクトップ)をクリックする.
数学オブジェクトの修正
移動ツール
移動_ツール
をアクティブにすると,
グラフィックスビュー 内のオブジェクトをマウスやタッチ・パッドでドラッグして移動させることができる.
同時に,それらの代数表現は |
コピー・貼り付け
キーボードショートカット Ctrl + C と Ctrl + V (Mac OS: Cmd + C と Cmd + V) を使って,選択したオブジェクト(座標軸に依存するものを除く)を同じウィンドウまたは別のウィンドウに コピー&ペースト することができる.
コピー&ペースト は,選択したオブジェクトのすべての祖先(依存関係にあるオブジェクト)をコピーするが,選択されていないオブジェクトは非表示にする. |
スライダーに依存しているオブジェクトを新しいウィンドウにコピーすると,スライダー(非表示)もウィンドウにコピーされる.
ペーストされたオブジェクトは, グラフィックスビュー
をクリックすると固定される.コピーされたオブジェクトが少なくとも1つの点に依存している場合,その点は貼り付け時に既存の点に自動的に位置合わせされる(ただし,マウスポインタを追従する点だけがこの動作をする).
数学オブジェクトの表示
グラフィックスビューのスタイルバー
グラフィックスビューのスタイルバー には,以下のボタンがある.
-
座標軸と
グリッドの 表示/非表示 (GeoGebra ウェブアプリとタブレットアプリではグリッドの種類が異なる.)
-
表示を
デフォルトに戻す
-
点をつかむ 設定を変更する
-
プロパティダイアログ を開く(GeoGebraウェブ・タブレットアプリ)
-
GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示(GeoGebraウェブ・タブレットアプリ)
ツールとオブジェクトのスタイルバー
選択した ツール やオブジェクトによって,スタイルバー のボタンが変わる.詳しくは,ツールとオブジェクトのスタイルバーオプションを参照のこと.
グラフィックスビューで数学オブジェクトを隠す
グラフィックスビュー
でオブジェクトを非表示にするには,以下の方法がある.
-
オブジェクトの表示/非表示ツール を使う
-
コンテキストメニュー を開き,
オブジェクトを表示 のチェックを外す