確率計算器
確率計算器 はGeoGebraの主要なパースペクティブの一つである.これを利用して確率分布を計算・グラフ化したり,統計的な検定を行ったりすることができる.
分布
分布 タブでは,様々な確率分布をグラフに描画することができる.ドロップダウンメニューから作業したい分布(例:正規分布,二項分布)を選択するだけで,GeoGebraがそれをグラフにしてくれる.その後,テキストボックスで分布のパラメータを調整できる.
また,分布の見た目を変更するために用意されているボタンを使用することができる:
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分布の確率密度関数と累積分布関数の切り替え
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グラフを変更して累積確率(例:P(x ≤ X), P(x ≥ X) )を計算する.確率を計算するためには,提供されたボタンで区間タイプを選択する.その後,テキストボックスで区間を調整するか,グラフの x 軸上にあるマーカーをドラッグする.
確率計算器: 分布 タブ |
確率計算器 スタイルバー
確率計算器 スタイルバーでは, 分布に 正規曲線 を重ね合わせるオプションや, グラフをエクスポートするオプションがある.
分布を画像ファイル(.png)としてエクスポートしたり,コンピュータのクリップボードにコピー(GeoGebra デスクトップ版)したり,グラフィックスビューにコピーすることができる. |
ドラッグ・アンド・ドロップ:GeoGebraデスクトップ版では,分布のプロットを グラフィックスビュー または画像を受け入れる他のアプリケーションに転送するために ドラッグ・アンド・ドロップを使用できる. 確率計算器 の画面上部にマウスを置くと,カーソルが手の形のカーソルに変わる.この新しいカーソルを使って.プロットを グラフィックスビュー1 または 2 にドラッグして新しいプロットを作成することも,プロットの画像を他のアプリケーションにドラッグすることもできる.