LaTeX
GeoGebra では数式も書くことができ.そのためには, テキストの挿入 のダイアログウィンドウで LaTeX数式のチェックボックスをチェックし,数式を LaTeX 構文で入力する.
LaTeXの数式とテキストをテキストを含むテキストを作成するには,LaTex数式を起動した状態で,テキストを「text\{}」の中に入力する. |
\text{斜辺の長さは } \sqrt{ 2 }
FormulaText コマンド を使って,数式を引用符で囲んで入力することもできる. |
FormulaText["\text{斜辺の長さは } \sqrt{ 2 }"]
数式ビューにあるオブジェクトをドラッグし,グラフィックスビューにドロップするだけで,数式ビューにあるオブジェクトが値を含んだLaTeXテキストが表示される. |
一般的な数式記号の構文は、LaTeX チェックボックスの隣のドロップダウンメニューから(GeoGebra デスクトップ版の場合),または入力フィールドの下の詳細メニューから(GeoGebra ウェブおよびタブレットアプリ版の場合)選ぶことができる.すると、対応する LaTeX コードがテキストフィールドに挿入され,カーソルが中括弧の中に置かれる.シンボル の ドロップダウンメニューには,一般的な数学記号,ギリシャ文字,演算子などが含まれている.数式に動的なテキストを入れたい場合は, オブジェクトのドロップダウンリストから関連するオブジェクトを選び,GeoGebra に値を含むテキストを表示させる.
以下の表に、いくつかの重要なLaTeXコマンドの説明がある.詳細はLaTeXのドキュメントを参照のこと.
LaTeX 入力 | 出力 |
---|---|
a \cdot b |
\(a \cdot b\) |
\frac{a}{b} |
\(\frac{a}{b}\) |
\sqrt{x} |
\(\sqrt{x}\) |
\sqrt[n]{x} |
\(\sqrt[n]{x}\) |
\vec{v} |
\(\vec{v}\) |
\overline{AB} |
\(\overline{AB}\) |
x^{2} |
\(x^{2}\) |
a_{1} |
\(a_{1}\) |
\sin\alpha + \cos\beta |
\(\sin\alpha + \cos\beta\) |
\int_{a}^{b} x dx |
\(\int_{a}^{b} x dx\) |
\sum_{i=1}^{n} i^2 |
\(\sum_{i=1}^{n} i^2\) |
構文を使って,きれいに整形された化学式を入力できる \ce, \mathchoice, \mskip, \lower, \raise, \mkern
.
詳しくは こちらの文書 を参照のこと.