Execute コマンド

Execute( <テキストのリスト> )

テキストで入力されたコマンドのリストを実行する．

GeoGebra でどの言語オプションを選択しても，このテキストのリスト内では常に英語（us）コマンドを使用する必要があることに注意．

  • Execute({"A=(1,1)","B=(3,3)","C = Midpoint(A, B)"}) は，点 A, B と，その中点 C を作成する．

  • Execute(Join({"f_{1} = 1", "f_{2} = 1"}, Sequence("f_{"+(i + 2) + "} = f_{" + (i+1) + "} + f_{"+ i +"}", i, 1, 10))) は，最初の１０個のhttps://en.wikipedia.org/wiki/ja:%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%81%E6%95%B0[フィボナッチ数]を作成する．

Execute( <テキストのリスト>, <引数r>, …​ , <引数> )

リスト内の各テキストで，最初のパラメータには %1 を，2番目のパラメータには %2 を，というように置き換える．最大で9つのパラメータを指定できる．置き換えた後，生成されたスクリプトが実行される．

Execute({"Segment(%1,%2)","Midpoint(%1,%2)"}, A, B) は，線分 AB とその中点を作成する．

引用符 ((") ) を使用する必要がある場合は，`UnicodeToLetter(34)`を使用できる．

このコマンドが動作するためには，テキスト内のコマンド名は英語（us）で記述されている必要がある．