Function コマンド
- Function( <数値のリスト> )
-
次の関数を生成する:最初の2つの数値が開始のxの値と終了のxの値を定め,残りの数値はそれらの間に等間隔で存在する関数のyの値である.
-
Function[{2, 4, 0, 1, 0, 1, 0}]
は, x = 2 と x = 4 の間で三角波を生成する. -
Function[{-3, 3, 0, 1, 2, 3, 4, 5}]
は,x = -3 と x = 3 の間で傾き = 1 の一次方程式を返す.
- Function(<関数>, <x開始値>, <x終了値>)
-
与えられた関数のグラフを区間 [ x開始値, x終了値 ] の部分だけ表示する.
Function(x + 2, 1, 2)
は,関数 y = x + 2のグラフを区間[1, 2]の部分だけ表示する.
- Function( <式>, <媒介変数1>, <開始値>, <終了値>, <媒介変数2>, <開始値>, <終了値> )
-
3D空間において,2変数関数の代表的な曲面の表示範囲を制限する.
式 a(x, y) = x + 0y
は2変数の関数を定義し,3D空間でのそのグラフは平面 z = a(x , y) = x
となる. 関数 Function[u, u, 0, 3, v, 0, 2]
は2変数の関数 b(u, v) = u を生成し,その3D空間でのグラフは平面
z = a(x,y) = x に含まれる長方形Polygon[(0, 0, 0), (3, 0, 3), (3, 2, 3), (0, 2, 0)] となる.