NIntegral コマンド

NIntegral( <関数 )

与えられた関数の不定積分 \(y=F(x)+c\) (ただし,積分定数 c =0)のグラフをプロットする.原始関数の方程式は数値計算されるため,数式ビュー には表示されない.

NIntegral( <関数>, <xの開始値>, <xの終了値> )

与えられた関数 f の定積分\(\int_a^bf(x)\mathrm{d}x\)を a (xの開始値 ) から b (xの終了値 ) まで (数値的に) 計算する.

NIntegral(ℯ^(-x^2), 0, 1) 出力: 0.75.

NIntegral( <関数>, <xの開始値>, <yの開始値>, <xの終了値> )

与えられた関数の不定積分を(数値的に)求め,(xの開始値, yの開始値 )を通るその関数のグラフを,(xの終了値 )まで描く.

NIntegral(sin(x)/x, π, 1, 2π) は,区間 [π, 2π] における与えられた関数の不定積分のグラフをプロットする.\(c\)の値は初期条件(xの開始値, yの開始値)=(π, 1)で定義される.

Note ヒント: Menu view cas.svg CAS View では、以下の書式も使用できる:

NIntegral( <関数>, <変数>, <開始値>, <終了値> )

与えられた関数 f の定積分\(\int_a^bf(x)\mathrm{d}x\)を 与えられた変数について,a (xの開始値 ) から b (xの終了値 ) まで (数値的に) 計算する.

NIntegral(ℯ^(-a^2), a, 0, 1) 出力: 0.75.