Prove コマンド
- Prove( <論理式> )
-
与えられた論理式が一般的に真か偽かを返す.
通常、GeoGebraは数値計算を用いて論理式 論理式が true か false かを判断する.しかし,Proveコマンドは 記号演算(英文) を使用して,一般に文が真偽を判断する.GeoGebraが答えを導き出せない場合,結果は 未定義 となる.
3つの自由点 A=(1,2)
, B=(3,4)
, C=(5,6)
を定義する.
AreCollinear(A,B,C)
コマンドは,点の現在の座標を数値チェックを行うため,true
を返す.Prove(AreCollinear(A,B,C))
を使用すると,false
を返す.これは,一般的に3点が共線上にない,つまり点を変更すると共線上に並ばないためである.
頂点A, B, C を持つ三角形を定義し,D=MidPoint(B,C)
, E=MidPoint(A,C)
, p=Line(A,B)
,
q=Line(D,E)
と定義する.三角形の中線は常に対応する辺に平行であるため,p∥q
および Prove(p∥q)
の両方が
true となる.
こちらの アプレット参照.
こちらも参照: ProveDetails コマンド. 真偽値, GeoGebra Automated Reasoning Tools: A Tutorial (英文), technical details of the algorithms(英文). |