Sequence コマンド

Sequence( <終了値 > )

1から与えられた終了値までの整数のリストを返す.

  • Sequence(4) はリスト {1, 2, 3, 4} を返す.

  • 2^Sequence(4) はリスト {2, 4, 8, 16} を返す.

Sequence( <開始値 k >, <終了値 n > )

整数 k から n までのリストを返す.(増加または減少)

  • Sequence(7,13) はリスト {7, 8, 9, 10, 11, 12, 13} を返す.

  • Sequence(18,14) はリスト {18, 17, 16, 15, 14} を返す.

  • Sequence(-5, 5) はリスト {-5, -4, -3, -2, -1, 0, 1, 2, 3, 4, 5} を返す.

この書式はさらに簡略化することができる.例えば,正式な Sequence(7,13) を使う代わりに,入力バーで 7..13 を入力することで同じ結果を得ることができる.

Sequence( <開始値 k>, <終了値 n>, <増分> )

与えられた式と,開始値 k から終了値 n までの範囲で,指定された増分を用いて作成されるリストを返す.

  • Sequence(7,13,2) はリスト {7, 9, 11, 13} を返す.

  • Sequence(7,13,4) はリスト {7, 11} を返す.

Sequence( <式>, <変数 k>, <開始値 a>, <終了値 b> )

与えられた式と,開始値 a から終了値 b までの範囲の変数 k を使用して作成されるリストを返す.

  • Sequence((2, k), k, 1, 5) は,y 座標が 1 から 5 までの点: {(2, 1), (2, 2), (2, 3), (2, 4), (2, 5) } を返す.

  • Sequence(x^k, k, 1, 10) はリスト: {x, x², x³, x⁴, x⁵, x⁶, x⁷, x⁸, x⁹, x¹⁰} を返す.

Sequence( <式>, <変数 k>, <開始値 a>, <終了値 b>, <増分> )

与えられた式と,開始値 a から終了値 b までの範囲で,指定された増分を用いて変数 k を使用して作成されるリストを返す.

  • Sequence((2, k), k, 1, 3, 0.5) は,y 座標が 1 から 3 までの 0.5 ずつ増やした点: {(2, 1), (2, 1.5), (2, 2), (2, 2.5), (2, 3)} を返す.

  • Sequence(x^k, k, 1, 10, 2) はリスト: {x, x³, x⁵, x⁷, x⁹} を返す.

  • パラメータ ab は動的なので,上記の両方のケースでスライダー変数を使うこともできる.

  • リスト操作の詳細については,リスト を参照のこと.