SetPerspective コマンド

SetPerspective( <テキスト> )

ビュー のレイアウトとパースペクティブを変更する.テキストパラメータには,全体のレイアウトの設定,変更したい単一のビュー,パースペクティブ(標準)の ID のいずれかを指定する.

全体のレイアウトの設定

全体のレイアウトを変更するには,式を用いてビューの位置を設定できる.ビュー は変数(文字)によって表され,ビューの水平な配置は関連する文字の並べ方によって,垂直な配置は分割記号` /`によって表される.

文字 ビュー

A

Menu view algebra.svg 数式ビュー

B

Menu view probability.svg 確率計算器

C

Menu view cas.svg CAS

D

Menu view graphics2.svg グラフィックス 2

G

Menu view graphics.svg グラフィック

L

Menu view construction protocol.svg 作図手順

P

Menu-options.svg プロパティ

R

データ分析(デスクトップのみ)

S

Menu view spreadsheet.svg 表計算

T

Perspectives algebra 3Dgraphics.svg 空間図形

  • SetPerspective("G") は, Menu view graphics.svg グラフィックスビュー だけを表示する.

  • SetPerspective("AGS") は, Menu view algebra.svg 数式ビュー, Menu view graphics.svg グラフィックスビュー and Menu view spreadsheet.svg 表計算ビュー を横に整列して表示する.

  • SetPerspective("S/G") は, Menu view spreadsheet.svg 表計算ビュー を上に, Menu view graphics.svg グラフィックスビュー を下に表示する.

  • SetPerspective("S/(GA)") は,上記と同様で,画面下は Menu view graphics.svg グラフィックスビュー が左側, Menu view algebra.svg 数式ビュー を右側に表示する.

単一ビューの変更

 個々のビューを開くまたは閉じるには, ビュー 名(文字)の前にそれぞれ +- の記号を加える.GeoGebra Classic以外のアプリケーション(例えば,関数グラフ)では,ツールや値の表に`ToolsTable`を使用することもできる.

  • SetPerspective("+D") は,現在表示されているビューの右側に グラフィックビュー 2を追加する.

  • SetPerspective("-D") は,現在表示されているものから グラフィック・ビュー 2を削除する.

  • SetPerspective("+Tools") を実行すると,関数グラフのサイドバーが開き,ツールタブに切り替わる.

  • SetPerspective("+Table") を実行すると,関数グラフのサイドバーが開き,表の作成タブに切り替わる.

  • SetPerspective("-Tools") を実行すると,関数グラフのサイドバーを閉じる.

パースペクティブ(標準)

また,1桁の数字を含むテキストを使用して,定義済みのパースペクティブを使用することもできます:

Text パースペクティブ

"1"

関数とグラフ

"2"

幾何

"3"

表計算・統計

"4"

数式処理(CAS)

"5"

空間図形

"6"

確率

これらはそれぞれ "AG", "G", "SG", "CG", "AT", "B" に大まかに対応しているが,入力バーの表示やツールバーの内容にも影響を与える可能性がある.