Simplify コマンド

Simplify( <関数> )

可能な場合，与えられた関数の項を簡単にする．

Simplify(x + x + x) 関数を出力； f(x) = 3x.

Simplify( <テキスト> )

繰り返される負の数を取り除くなどして，文章の表現をきれいにすることを試みる．

　a = b = c = -1 の場合， Simplify("f(x) = " + a + "x² + " + b + "x + " + c) 出力テキスト： f(x) = -x2 - x - 1.

通常， FormulaText コマンド の方が良い結果が得られ，シンプル．

このコマンドはCAS(Computer Algebra System)をロードする必要があるため，コンピュータによっては動作が遅くなることがある．その場合は Polynomial コマンド を使用．

CAS での書式

Simplify( <関数> )

可能な場合，与えられた関数の項を簡単にする．未定義の変数を項に含めることができる．

  • Simplify(3 * x + 4 * x + a * x) 出力： a x + 7x.

  • Assume(x<2,Simplify(sqrt(x-2sqrt(x-1)))) 出力： -sqrt(abs(x - 1)) + 1

  • Assume(x>2,Simplify(sqrt(x-2sqrt(x-1)))) 出力： sqrt(x - 1) + 1

参照： Factor コマンド, Assume コマンド, PartialFractions コマンド, Expand コマンド, Polynomial コマンド