Sum コマンド

Sum( <リスト> )

リスト内のすべての要素の合計を計算する.

  • Sum({1, 2, 3}) 出力:数値 a = 6.

  • Sum({x^2, x^3}) 出力:関数 f(x) = x2 + x3.

  • Sum(Sequence(i, i, 1, 100)) 出力:数値 a = 5050.

  • Sum({(1, 2), (2, 3)}) 出力:点 A = (3, 5).

  • Sum({"a", "b", "c"}) 出力:テキスト "abc".

Sum( <リスト>, <要素数> )

リストの最初の n 個の要素の合計を計算する.

Sum({1, 2, 3, 4, 5, 6}, 4) 出力:数値 a = 10.

Sum( <リスト>, <度数> )

与えられた数値リストの度数を考慮に入れた和を返す.

Sum({1, 2, 3, 4, 5}, {3, 2, 4, 4, 1}) 出力:数値 a = 40.

  • このコマンドは数値,点,ベクトル,テキスト,関数に対して動作する.

  • リストには同じ型のオブジェクトが含まれていなければならない.

CAS での書式

以下のコマンドは,Menu view cas.svg CASビュー のみで動作する.

Sum( <式>, <変数>, <開始値>, <終了値> )

和 \(\sum_{t=開始値}^{終了値}\ f(t)\)を計算する.終了値として無限大を指定することも可能である.

  • Sum(n^2, n, 1, 3) 出力: 14

  • Sum(r^k, k, 0, n) 出力: \(\frac{r^{n+1} }{r - 1} - \frac{1}{r - 1}\)

  • Sum((1/3)^n, n, 0, Infinity) 出力: \(\frac{3}{2}\)