Text コマンド

Text( <オブジェクト> )

オブジェクトの数式をテキストオブジェクトとして返す.

Text( <オブジェクト>, <変数代入のための真偽値> )

オブジェクトの数式をテキストオブジェクトとして返す.真偽値は,値を変数に代入する(true)か,変数名をテキストに表示する(false)かを決定する.

a = 2, c = a2 とする.

  • Text(c, true) は,テキスト "4" を返す.

  • Text(c, false) は,テキスト "a2" を返す.

a = 2, c = a2 とする.Text(c) は,テキスト "4" を返す.

デフォルトでは,値が変数に代入される.

Text( <オブジェクト>, <点> )

指定された点の位置に,オブジェクトの数式をテキストオブジェクトとして返す.

Text( <オブジェクト>, <点>, <変数代入のための真偽値> )

指定された点の位置に,オブジェクトの数式をテキストオブジェクトとして返す.真偽値は,値を変数に代入する(true)か,変数名をテキストに表示する(false)かを決定する.

Text( <オブジェクト>, <点>, <変数代入のための真偽値>, <LaTeX形式の真偽値> )

指定された点の位置に,オブジェクトの数式をテキストオブジェクトとして返す.最初の真偽値は,値を変数に代入する(true)か,変数名をテキストに表示する(false)かを決定する.2つ目の真偽値が true の場合,テキストはLaTeXを用いてレンダリングされる. Text( <オブジェクト>, <点>, <変数代入のための真偽値>, <LaTeX形式の真偽値>, <水平方向の配置 [-1|0|1]>, <垂直方向の配置

[-1|0|1]> )

指定された点の位置に,オブジェクトの数式をテキストオブジェクトとして返す.最初の真偽値は,値を変数に代入する(true)か,変数名をテキストに表示する(false)かを決定する.2つ目の真偽値が true の場合,テキストはLaTeXを用いてレンダリングされる.水平方向と垂直方向の配置の値 -1, 0, 1 は,それぞれ以下のようにテキストオブジェクトをデフォルト位置からずらす:

  • -1: 水平方向に左へシフト/垂直方向に下へシフト

  • 0: 指定された点でテキストオブジェクトを水平方向/垂直方向に中央揃え

  • 1: 水平方向に右へシフト/垂直方向に上へシフト

a = 2, c = a2とする.Text(c, (2, 1), true, true, -1, 0) は,LaTeX 形式のテキスト "4"(2, 1) の左側で,垂直方向に揃えた位置に作成する.

a = 2, c = a2とする.Text(c, (2, 1), true, true) は,LaTeX 形式のテキスト "4"(2, 1) の位置に作成する.

a = 2, c = a2 とする.Text(c, (2, 1), true) は, (2, 1) の位置にテキスト "4" を返す.

Text("hello", (2, 3)) は, (2, 3) の位置に文字 "hello" を返す.

こちらも参照: Mode text.svg テキスト ツール.