スタイルバー
スタイルバーとは
スタイルバー
では,ビューやオブジェクトの基本プロパティを素早く簡単に変更することができる.スタイルバー
を開いたり閉じたりするには,GeoGebra デスクトップ版では対応する ビュー
名の隣にある小さな矢印をクリックするか,GeoGebra ウェブおよびタブレットアプリでは スタイルバーボタン
をクリックする.さらに多くのプロパティは
プロパティダイアログ を通じて変更可能である.
ビュー のスタイルバーオプション
各 ビュー にはそれぞれ独自の スタイルバー オプションがある. GeoGebra ウェブ・タブレットアプリでは,選択された ビュー に応じて,以下の スタイルバーボタン のいずれかを使用して スタイルバー を開け,それに関連する ビュー に最も有用なオプションを表示する.
グラフィックスビューのスタイルバー
グラフィックスビューのスタイルバーボタン を使用すると,スタイルバー が開き,以下のオプションが利用できる:
-
軸の表示/非表示 : 座標軸の表示/非表示を切り替える. -
グリッドを軸の表示/非表示:
グリッドの表示/非表示を切り替える(デスクトップ),どのタイプのグリッドを表示するかを選択する(ウェブ・タブレットアプリ). -
デフォルトビューに戻す:
グラフィックスビュー
の表示に変更があった場合,このボタンを押すと,座標軸の原点の位置だけでなく,拡大や縮小された座標軸もデフォルトの状態に戻す. -
点をつかむ設定: 自動,グリッドに寄せる,グリッドに固定,オフ
から選択できる.詳しくは 点をつかむを参照のこと. -
プロパティダイアログを開く:
グラフィックスビュー
または選択したオブジェクトの
プロパティダイアログ を開く(GeoGebra ウェブ・タブレットアプリ). -
ビューの表示: GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示できる(GeoGebra ウェブ・タブレット アプリ).
空間図形ビューのスタイルバー
空間図形ビューのスタイルバーボタン を使用すると,スタイルバー が開き,以下のオプションが利用できる:
-
軸の表示/非表示: xy 平面と座標軸の表示/非表示を切り替える. -
グリッドの表示/非表示: xy 平面のグリッドを表示/非表示切り替える. -
デフォルトビューに戻す: 座標系をデフォルトのビューに戻す. -
点をつかむ設定: 自動,グリッドに寄せる,グリッドに固定,オフ
から選択できる.詳しくは 点をつかむを参照のこと. -
ビューの回転 開始/停止: 
空間図形ビュー を自動的に回転させることができ,回転方向と速度を設定することができる.
-
ビューの向きの調整:
xy 平面,
xz 平面,
yz
平面を表示する選択肢があり,また
回転してデフォルトの状態に戻すこともできる. -
クリッピングボックスの切り替え:
クリッピングボックスのサイズを調整することができ,
小,
中,
大 から選択することができる.(GeoGebra
ウェブ・タブレットアプリ では,このオプションは
プロパティダイアログ の 基本 タブにある.) -
投影の方法を選択:
平行投影,
透視投影',
3Dメガネ用投影,
斜投影 から投影方法を選ぶことができる. -
プロパティダイアログを開く:
空間図形ビュー または選択したオブジェクトの
プロパティダイアログ を開く(GeoGebra ウェブ・タブレットアプリ). -
ビューの表示: GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示できる(GeoGebra ウェブ・びタブレット アプリ).
数式ビューのスタイルバー
数式ビューのスタイルバーボタン を使用すると,スタイルバー が開き,以下のオプションが利用できる:
-
補助オブジェクトの表示/非表示:
数式ビュー にリストされている
補助オブジェクト の表示/非表示を切り替える. -
オブジェクトの並べ替え: オブジェクトは,以下の項目に基づいて整理することができる:-
依存: 数学的オブジェクトは,自由オブジェクトと 従属オブジェクトに分類される.他の既存のオブジェクトを使用せずに新しいオブジェクトを作成した場合,それは 自由オブジェクト として分類される.新しく作成されたオブジェクトが他の既存のオブジェクトを利用して作成された場合,それは 従属オブジェクト として分類される.
-
オブジェクトのタイプ: デフォルトでは,数学オブジェクトは オブジェクトタイプ(例:角度,直線,点)ごとに整理されている..
-
レイヤー: 数学オブジェクトは,描画されるレイヤーごとに整理される.詳細は レイヤー を参照.
-
作図順序: 数学的オブジェクトは,作図順序によって整理される.
-
-
ビューの表示: GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示できる(GeoGebra ウェブ・タブレット アプリ).
CASビューのスタルバー
CASビューのスタイルバーボタン
を使用すると,スタイルバー が開き,以下のオプションが利用できる:
-
テキスト:
テキストの色
を変更し,スタイルを
太字 または
斜体
に設定するためには,ボタンを選択する. -
仮想キーボード:
仮想キーボードを別ウィンドウで表示する(GeoGebra デスクトップ), -
ビューの表示: GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示できる(GeoGebra ウェブ・タブレット アプリ).
表計算ビューのスタイルバー
表計算ビューのスタイルバーボタン を使用すると,スタイルバー が開き,以下のオプションが利用できる:
-
入力バーの表示:
表計算ビュー (GeoGebra デスクトップ)の上部にある 入力バー の表示/非表示を切り替える. -
太字: フォントを太字にする. -
斜体:
フォントを斜体にする. -
image:16px-Stylingbar_spreadsheet_align_left.svg.pngテキスト配置: テキストの配置を:
左寄せ,
中央揃え,
右寄せ. -
背景色:
セルの背景色を変える. -
セルの枠線: セルの枠線のスタイルを変える(GeoGebra
デスクトップ). -
プロパティダイアログ:
プロパティダイアログ を開く(GeoGebra ウェブ・ タブレットアプリ ). -
ビューの表示: GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示できる(GeoGebra ウェブ・タブレット アプリ).
ツールとオブジェクトのスタイルバーオプション
-
点のスタイル:
異なる点スタイル(例えば
ドット,
クロス,
矢印,
ダイヤモンド)から選択し,点のサイズも設定することができる. -
線のスタイル:
異なる線のスタイル(
破線,
点線など)を選択し,線の太さを設定することができる. -
オブジェクトの色:
選択したオブジェクトの色を設定することができる. -
オブジェクトの色と透過率: 選択したオブジェクトの塗りつぶしの色と透過率を設定することができる. -
テキストスタイル: テキストオブジェクトの
テキスト色,
背景色,テキストスタイル(
太字,
斜体),
フォントサイズ
を設定することができる. -
ラベルの設定:
以下のラベルの設定 から選択できる:-
非表示: ラベルは表示されない
-
名前: オブジェクトの名前だけ表示される. (例: A).
-
名前と値: オブジェクトの名前と値が表示される. (例: A = (1, 1)).
-
値: オブジェクトの値だけ表示される. (例: (1, 1)).
-
-
見出し:
オブジェクトの名前や値とは異なる見出し
を表示することができる(例えば,複数のオブジェクトに同じラベルを付けたい場合).これは,
プロパティダイアログ.で指定する. -
画面上の絶対位置: オブジェクト(テキストボックスなど)を画面内に固定し,
グラフィックスビュー(空間図形ビュー)
の移動や拡大・縮小の影響を受けないようにすることができる(GeoGebra デスクトップ). -
プロパティダイアログ:
プロパティダイアログ を開く(GeoGebra ウェブ・タブレットアプリ ). -
ビューの表示: GeoGebra ウィンドウに追加の
ビュー を表示できる(GeoGebra ウェブ・タブレット アプリ).